若い人
《函館開港150周年記念・函館初ロケ作品》《函館山ロープウェイプレゼンツ・協賛函館タクシー》《解説有り》
【監督】豊田四郎【原作】石坂洋次郎
【脚本】八田尚之【撮影】小倉金弥
【美術】河野鷹思【音楽】久保田公平
【製作】東京発声映画製作所
【出演者】大日方伝、市川春代、英百合子、夏川静江、山口勇、伊藤智子、林千歳、押本映治
【配給・写真提供】東宝
1937/日本/白黒/81分
★市民各回(12:30〜・14:30〜)50組ご招待*招待応募締め切りは11月20日(金)
<応募方法>往復葉書にて映画祭事務局まで応募ください。当選は、発送をもって代えさせていただきます。
<応募先>函館市末広町419函館市地域交流まちつくりセンター内「函館港イルミナシオン映画祭実行委員会」宛
遣愛高校を舞台に書かれた石坂洋次郎原作の初映画化作品(昭和12年)
私生児として生まれミッション・スクールでも問題児祝されていた恵子と、彼女に理解を示す教師・間崎、彼と親密な関係にある女教師・橋本の三者間の微妙な関係を描いた作品。ある日、恵子が妊娠し、その相手が間崎だとの噂が流れ……。豊田四郎が文芸ものに自らの才を発揮するきっかけとなった作品。のちに、市川鼻、西河克己、河崎義祐らによって再映画化された。函館で最初にロケーション撮影された作品。 |
掌の小説
《函館セレクション・1》《川端康成原作「掌の小説」による連作オムニバス映画》《ゲスト来場》
【原作】川端康成
【プロデューサー】浅野博貴、坪川拓史、小林洋一
【監督・脚本】坪川拓史、岸本司、三宅伸行、高橋雄弥
【撮影】板垣幸秀(第一話・第三詰)八重樫肇春(第二話・第四話)
【照明】田中利夫【美術】太田喜久夫、井上心平
【録音】山方浩【衣装】宮本まさ江
【音楽】関島岳郎【制作】(株)エースデュース
【出演】吹越満、夏生ゆうな、笹岡萌希、中村麻美、福士誠治、清宮リザ、莱葉菜、香椎由宇、奥村公延、他
2009/35mm/カラー&白黒/モノ/82分
映画版「掌の小説」の特筆すべき大きな特徴は、“ただ短編を並べただけのオムニバス映画“ではなく、“それぞれの短編作品が少しずつリンクしあい、一本の映画のように語られていく”というスタイルをとっている事が挙げられる。第1話『笑わぬ男』、第2話『有難う』、第3話『日本人アンナ』、第4話『不死』からなり、出演は、人気の若手俳優(香椎由宇・福士誠治・吹越満・長谷川朝晴・中村麻美)から、いぶし銀のベテラン(奥村公延・小松政夫・森下哲夫)、期待の新人(雀岡萌希・清宮リザ)から意外な新人(コージー冨田)までと、豪華なキャストと絶妙な配役が作品の質を確かなものとしている。第3話を担当する函館出身の坪川拓史監督は、本作の企画者でもあり、9年をかけ自主制作した映画「美式天然」が、05年トリノ国際映画祭でグランプリと観客賞を受賞。07年に完成した長編第二作目「アリア」は、フランス等の映画祭で賞を受ける。 |
イエローキッド
《函館セレクション・2》《東京藝術大学大学院映像研究科 映画専攻第三期生修了制作作品》《ゲスト来場》
【監督・脚本】真利子哲也
【撮影監督】青木穣【録音】金地宏晃
【美術】保泉綾子【漫画】大脇勇亮、川崎秀和
【音楽】鈴木広志、大口俊輔【編集】平田竜馬
【製作】原尭志
【出演】遠藤要、岩瀬亮、町田マリー、波岡一書、玉井英棋
2009/HD/1:1.85/カラー&白黒/107分
(C)東京聾術大学大学院映像研究科
田村は祖母と二人で暮らしている。仕事もクビになり、通っているボクシングジムの友人とともに当たり屋などをして過ごしている。漫画家の服部は高校時代の馴染みで元ボクシング世界チャンピオンの三国を取材するため、ボクシングジムを訪れる。以前から服部の漫画に思い入れのあった田村は服部の存在が気にかかる。ある日、服部が田村をモデルに漫画のキャラクターを描いたことから、田村は日常を変化させようと行動し始める…。
第28回バンクーバー国際映画祭に正式出品される。(Dragons&Tigers Award候補) |
ポチの告白
《函館セレクション・3》《ゆうばり国際ファンタスティック映画祭(観客投票2位)/ヒロシマ平和映画祭出品》《ゲスト来場》
【脚本・監督・編集】高橋玄
【製作】田村正蔵、高橋玄
【プロデューサー】佐藤輝和、小高勲、高橋玄
【原案協力】寺澤有【撮影】石倉隆二、飯岡聖英
【照明】小川満【録音】西岡正巳【美術】石毛朗
【音楽】高井ウララ、村上純、小倉直人
【出演】菅田俊、野村宏伸、川本淳市、井上晴美、井田圃彦、出光元
2008/35ミリ/ヴィスタ・サイズ/カラー/195分
(C)2008 GRAND CAFE PICTURES.All rights reserved
実直な警察官で、“タケハヂ”の愛称で周囲から厚い信頼を寄せられる、所轄警察署の刑事・竹田八生。だが、彼は上司の三枝の不透明な命令な盲目的に従っていたことで、知らないうちに警察犯罪の主犯格となっていた。そして遂に三枝の警察犯罪を追っていた飲食店経営者・草間と新聞記者の北村抹殺の命を受け、傷を負わせる羽目に。だが5年後、行方をくらました草間はフリーライターとして姿を現し、三枝とタケハチたちの犯罪をゲリラ的に告発する…。日本の警察犯罪事件を題材に、一人の警察官が犯罪機構に巻き込まれながら悪徳に染まっていくさまを描いた社会派ムービー。 |
無防備
《第30回PFFグランプリ・技術賞・GyaO賞 3部門受賞》《13回釜山国際映画祭コンペティション部門グランプリ受賞》
《第59回ベルリン国際映画祭フォーラム部門正式出品作品》《函館セレクション・4》《ゲスト来場》
【監督】市井昌秀
【撮影】闘将史【録音】茂木祐介【制作】遠矢東宏
【衣装】市井早苗【音楽】朝真裕稀
【製作】M.ICHII、CLEO、エスビーオー
【協力】PFF事務局
【出演】森谷文子、今野早苗、柿沼粟穂子、熊埜御堂彩、西本竜樹、中村邦晃、朝真裕稀
【配給】エスビーオー+マジックアワー【宣伝】マジックアワー
2008/日本/デジタル/カラー/R18+指定/88分
プラスチック工場と自宅を往復する日々の律子は、30代の主婦。彼女の前に妊娠した20代の千夏があらわれたことで律子が心の奥にひそめていた闇の感情があらわになっていく…。女性の感情を繊細かつ大胆に描いたのは、橋口亮輔、李相日、荻上直子に続く、ぴあフィルムフェスティバル(PFF)出身の気鋭、市井昌秀。前作『隼』は、第28回PFFで準グランプリ、技術賞を獲得、また、香港アジア映画祭にてグランプリを受賞した。そして、本作『無防備』では、第30回PFFにてグランプリ含めた3部門を受賞し、13回釜山国際映画祭コンペティション部門でグランプリに輝く。この作品を手がけようとしたきっかけは、妻の妊娠。妊婦千夏を演じた、妻そして女優、早苗さんの実際の出産シーンを核に、二人三脚で作り上げた。主人公律子は、前作『隼』に引き続き出演する森谷文子。
挫折と絶望の中で、傷つき這いずり回り、立ち向かう女性を描いた本作はわたしたちの心に生きる勇気を与える。 |
キューポラのある街
《寺脇・植章セレクション》《解説有り》
【監督・脚本】浦山桐郎
【原作】早船ちよ【脚本】今村昌平
【撮影】姫田真佐久【音楽】黛敏郎
【出演】吉永小百合、浜田光夫、東野英治郎、小沢昭一、吉行和子、加藤武、殿山泰司、北林谷栄、菅井きん
【配給】日活
1962/日本/白黒/100分
※シニア50組ご招待*<応募締め切り><応募方法><応募先>は「若い人」と同じです
「青春の門」「青春の門・自立篇」「夢千代日記」などで知られる浦山桐郎の監督デビュー作。キューポラ(鉄の溶解炉)の煙突が立ち並び、鋳物の町として知られる埼玉県川口市。中学3年生の少女ジュンとタカユキら二人の弟は、この町の工場で働く貧乏暮らしの職人の子どもたちだ。そしてもう一人弟妹が生まれようとする矢先、父である辰五郎が勤めていた工場をクビになってしまう。隣に住む若い工員の克巳は組合の力を借りるよう勧めるが、昔気質の職人の辰五郎は耳を貸さない。一家の暮らしはますます困窮し、高校進学を希望するジュンは学費を稼ぐためパチンコ屋でアルバイトを始める。バイト仲間のヨシ工とは弟同士も揃って仲良しだったが、やがてヨシエらの姉弟は朝鮮人である父親とともに北鮮に帰国することになった…。吉永小百合主演で、高度経済成長期の庶民の暮らしを温かなまなざしで描いた青春ドラマ。 |
非女子図鑑
《函館セレクション・5》《ゲスト来場》
【エグゼクティブプロデューサー】河井信裁、武藤起−、竹平時夫
【チーフプロデューサー】梅川治男、松岡周作
【企画原案】田村明日香
【プロデューサー】第1期映画プロデューサーコースのメンバー30人
【監督】清水崇、豊島圭介、山口雄大、深川栄洋、川野浩司、オースミユーカ、塚本連平(作品順)
【製作プロダクション】ニューシネマワークショップ
【出演】鳥居みゆき、足立梨花、山崎真実、月船さらら、片桐はいり、江口のりこ、仲里依紗(登場順)、他
2008/日本/カラー/ビスタサイズ/105分
(C)「非女子図鑑」製作委員会
今の時代、じっと耐えていた女性たちがガマンをやめて、どんどん自分の欲望のままに突っ走るようになった。「ぶっ飛んだ女」「女を棄てた女」というレッテルを貼られても、彼女たちは「私の個性と他人の個性は達うんだ!」「私の他感と他人の快感は違うのよ!」と主張し、自分に正直な生き方を貫いているだけ。そんな女性たちが「非女子」です。「非女子だっていいじゃん!自分の幸せは自分で決めればいいんだから!」と。ここに、「非女子」たちのショートムービー集『非女子図勤が誕生!オープニングの監督は清水崇。6人の「非女子」を描くのは、塚本連平、深川栄洋、山口雄大、豊島圭介、川野浩司、そしてCFディレクターとして活躍中のオースミユーカ。7人の精鋭たち。知識も経験もまっさらな人たちが、劇場公開映画のプロデュースを果たすべく取り組んだ、おそらく日本初の試み。この壮大で無謀な!?チャレンジを試みたのはニューシネマワークショップ・映画プロデューサーコース。それを統率するのは、日本を代表するプロデューサー・河井信哉。 |
あがた森魚ややデラックス
《ドキュメンタリー特撰》《ゲスト来場》
【プロデューサー】石毛栄典
【監修】森達也【撮影・編集・監督】竹藤任世
【撮影】佐伯慎亮、石垣直哉、他【整音】有元賢二
【絵】奈良美智
【出演】あがた森魚、鈴木慶一、矢野顕子、久保田麻琴、緑魔子
【製作・配給・宣伝】トランスフォーマー【宣伝協力】太秦
2009/カラー/デジタル上映/ビスタサイズ/ステレオ/90分
(C)Transformer,Inc
「邪魔すんなよ!おれの旅だよ、これは。」24 時間全力疾走、行きあたりばったり日本全国67箇所ツアーの軌跡。2008年8月、北海道・釧路。まもなく還暦を迎えるシンガー・ソングライター、あがた森魚の、またしても無謀なチャレンジが始まった。日本最北の地から、南は沖縄・石垣島まで全国67箇所を、たった1台のキャンピングカーでめぐる、さすらいのライブツアー。留萌、小樽、青森、函館、横浜…様々な土地を漂流するように生きてきたその人生をなぞるように、車は波瀾万丈の旅路をゆく。行く先々、畳の上、テーブルの上、あがた立つところがいきなりステージと化す。熱く語り、はしゃぎ踊り、酔いつぶれ、怒鳴り、ちょっとだけ泣いた。奔放すぎる生きザマと、心に染み入るメロディ。音楽からもはみ出してゆく、剥き出しのあがた森魚が見えてくる。 |
おと・な・り
クロージング作品 シナリオ対象受賞作品 ゲスト来場
【監督・編集】熊澤尚人
【エグゼクティブプロデューサー】藤島ジュリーK
【プロデューサー】原藤一輝、三木裕明
【脚本】まなべゆきこ【撮影】藤井昌之
【美術】橋本優【音楽】安川午朗
【出演】岡田准−、麻生久美子、谷村美月、岡田義徳、池内博之
【製作・配給】ジェイ・ストーム
2009/日本/アメリカン・ビスタ/119分
(C)2009 J Storm Inc
都会のアパートの隣同士に暮らし、一度も顔を合わせたことはないが、音によって惹かれ合っていく男女の恋の行方を描くラブストーリー。進むべき道を模索するカメラマンを岡田准一、30代の女性として揺れ動きながら夢の実現を目指すヒロインを麻生久美子が演じる。風景写真を撮りたいという夢を抱きながら、友人でもある人気モデルの撮影に忙しい日々を送るカメラマンの聴。一方、フラワーデザイナーを目指して花屋のバイトをしながら、フランス留学を控えた七緒。同じアパートの隣同士に暮らす二人は、いつしか互いの生活苦に癒しを感じるようになる。監督は『ニライカナイからの手紙』の熊澤尚人。本作は、2004年函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞長編部門佳作を受賞した、まなべゆきこ作「A/PART」を改題して映画化。 |